昨今ではスマホに向けた縦長の動画が増えているが、映画でよく見られるような横長のアスペクト比にも良さが沢山ある。
知人の朝釣りに同行したこの作品は当初は普通に撮影していたものの、パソコンで見返してみると縦位置が好きな私にしては珍しく横位置の写真が多かった。これはおそらく撮影しながら感じていた近景=釣り人と遠景=橋や対岸の土地が気持ちよく配置されていたことに影響されているのだと気が付く。そうするとこれはシネスコ(2.35:1)のアスペクト比が合うのではないのかと編集をした。
横長のアスペクト比だと横に並ぶように配置させた方がいいのでは?と思うかもしれないが、横長だと物の配置によって遠近感を強調することも出来る。写真によくあるレンズのボケに頼るのではないこの手法は、「縦の構図」という手法で映画でよく見られる。
撮影中は残念ながら釣果はなかったのだが、それもまた自然を相手にすれば不思議ではないと言えるだろう。広大な場所で一人自然と向き合う釣り人の姿が伝われば幸いである。