モノクロ写真について、写真に詳しくない友人知人に聞いてみると「古臭い」だとか「遺影みたい」といったイメージを持っているということがわかった。モノクロ写真よりもカラー写真の方がイメージとしては上になるようだ。それに世間一般ではカラー写真で撮る人口の方が多いのも事実。だが、カラー写真とは、細かく言えばそもそも色というのは何なのか。カラーとモノクロにそんなに違いはあるのだろうか。
そもそも人間が色を知覚するのは、物体に当たった反射の光から色を読み取っているからだ。物の表面はそれぞれ分光特性に違いがあり、それによって反射する光の波長に違いが出てくる。簡単に言えば、りんごが赤色に見えるのはりんごの表面が赤色の波長を特に反射しているという事だ。光と影だけで表現するのがモノクロと言われるが、突き詰めて考えればカラーだって光と影だけで表現しているのである。とは言え実際に画面に色があるかないかで「捉え方」が変わってくるのは事実なので、それを効果的に使わない手はない。だが本質的にはこの二つに大きな差はないと思っている。​​​​​​​

You may also like

Back to Top